平成29年度(2017) 第1回試験 問19 | ウェブデザイン技能検定 2級
※ 著作権上の問題により掲載を取りやめています。
解答
「ある製品が、指定された利用者によって、指定された利用の状況下で、
指定された目的を達成するために用いられる際の、有効さ、効率及び利用者の
満足度の度合い。」
つまり、使いやすさに焦点が当てられていると考えられるのではないでしょうか?
JIS X 8341-1:2010のアクセシビリティは、以下のように定義されています。
「様々な能力をもつ最も幅広い層の人々に対する製品,サービス,環境又は施設(のインタラクティブシステム)のユーザビリティ」
高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ (JIS X 8341-3:2016)の序文においては、この規格は下記のような記述あります。
「特に身体,感覚及び/又は認知の障害をもっている個人の特性についての理解に基づいている。」
そしてそれだけではなく、インタラクティブシステムの様々な利用者には、様々な身体,感覚及び認知の能力があり、障碍を持つ人々とともに考慮する必要があることが述べられています。
ユニバーサルデザインの7原則
原則1:誰にでも公平に使用できること
原則2:使う上での自由度が高いこと
原則3:簡単で直感的にわかる使用方法となっていること
原則4:必要な情報がすぐ理解できること
原則5:うっかりエラーや危険につながらないデザインであること
原則6:無理な姿勢や強い力なしで楽に使用できること
原則7:接近して使えるような寸法・空間となっていること
(ユニバーサルデザイン(UD)とは – 京都市情報館より)
ユニバーサルデザインは、老若男女、障碍のある方、全ての人々が使いやすいことを前提にデザインすることあり、自動ドア、エレベーター、自販機、改札など身の回りを見てもたくさんその例を見つけることができます。
参考 https://sitest.jp/blog/?p=2597