平成29年度(2017) 試験 問22 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業診断士のX氏は、情報処理サービス業を営むY氏から、「自社の経営は健全だが、取引先の倒産という事態はいつ起こるかわからない。そのような不測の事態に備えたい。」との相談を受けた。そこで、X氏はY氏に、「経営セーフティ共済」を紹介することとした。以下は、X氏とY氏との会話である。
X氏:「経営セーフティ共済は、中小企業倒産防止共済制度の愛称です。」
Y氏:「当社は、その共済制度に加入できますか。」
X氏:「対象となる方は、 [A] 以上継続して事業を行っている中小企業ですので、御社は対象になりますよ。」
Y氏:「具体的には、どのような支援をうけることができるのでしょうか。」
X氏:「取引先企業が倒産し、売掛金や受取手形などの回収が困難となった場合、共済金の貸付けを受けることができます。貸付けにあたっては、 [B] 。共済金の貸付けは無利子ですが、貸付けを受けた共済金の [C] に相当する額が掛金総額から控除されます。」
Y氏:「掛金について教えてください。」
X氏:「掛金月額は5,000円から200,000円の範囲内で設定できます。加入後増額することもできますよ。掛金総額が [D] まで積立てることができます。毎年の掛金は損金に算入できます。」
Y氏:「それはいい制度ですね。さっそく、加入を検討したいと思います。」
(設問1)
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
A:6か月
B:担保・保証人が必要になる場合もあります
A:6か月
B:担保・保証人は必要ありません
A:1年
B:担保・保証人が必要になる場合もあります
A:1年
B:担保・保証人は必要ありません
C:10分の1
D:800万円
C:10分の1
D:1,000万円
C:20分の1
D:800万円
C:20分の1
D:1,000万円