平成28年度(2016) 試験 問11 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業にとって新たな販路の開拓は収益性の向上に向けて重要な経営課題となっている。
中小企業庁「市場開拓と新たな取り組みに関する調査(2014年12月)」に基づき、事業者が今まで自社の市場と認識していなかった新規市場と、事業者が現在自社の市場と認識している既存市場に大別して、業種別に販路開拓の取り組み状況を見た場合(複数回答)、業種によって取り組み状況に違いが見られる。
例えば、 [A] においては既存市場の販路開拓に取り組む回答企業割合が最も高いのに対し、 [B] においては既存市場、新規市場のいずれも販路開拓の取り組みなしとする回答企業割合が最も高い。
次に販路開拓に取り組んだ結果として、売上目標の達成状況を見ると、既存市場の開拓においては約50%の企業が目標を達成しているものの、新規市場の開拓においては売上目標を達成している企業は約20%にとどまっている。
同様に売上目標を達成できなかった理由を見ても(複数回答)、既存市場と新規市場の開拓では違いが見られる。
中小企業が新たな販路開拓を進めるためには、こうした課題を克服していくことが求められている。
(設問1)
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
A:建設業
B:小売業
選択肢 イ
A:小売業
B:建設業
選択肢 ウ
A:サービス業
B:製造業
選択肢 エ
A:製造業
B:サービス業
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成28年度(2016) 試験 問11]
(設問 2)
文中の下線部について、新規市場の開拓において売上目標が未達成の理由を見た場合、回答企業割合が最も高いものはどれか。ア商品・サービスの価格の問題イ商品・サービスの品質の問題ウ納期の問題エ販売・提供する組織体制の問題
選択肢 ア
商品・サービスの価格の問題
選択肢 イ
商品・サービスの品質の問題
選択肢 ウ
納期の問題
選択肢 エ
販売・提供する組織体制の問題
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成28年度(2016) 試験 問11]
解答
設問1
正解
イ
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設問2
正解
エ
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