平成28年度(2016) 試験 問12 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
地方圏における雇用確保や経済活性化を目的として、多くの自治体が製造業分野を主体とする企業誘致を積極的に進めている。
しかしながら、経済産業省「工場立地動向調査」に基づき、1981年から2013年の期間について、製造業の工場立地件数と①雇用予定従業者数を見た場合、安定的に推移しているわけではない。
地域経済の活性化には、中長期的な②産業構造の変化も適切に踏まえて取り組むことが重要である。
(設問1)
文中の下線部①について、経済産業省「工場立地動向調査」に基づき、1981年から2013年の期間について、工場当たりの雇用予定従業者数の推移を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、ここでは、工場立地件数と雇用予定従業者数については、それぞれ後方3期移動平均で算出している。
選択肢 ア
1980年代は増加、1990年代は減少で推移している。
選択肢 イ
1990年代は増加、2000年代以降は減少で推移している。
選択肢 ウ
1990年代は減少、2000年代以降は増加で推移している。
選択肢 エ
長期的に見て減少基調で推移している。
選択肢 オ
長期的に見て増加基調で推移している。
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成28年度(2016) 試験 問12]
(設問 2)
文中の下線部②について、経済産業省「工業統計」に基づき、従業者数で見た産業構成比(製造業中分類)の変化を1986年と2012年の時点で比較した場合の記述として、最も不適切なものはどれか。 なお、ここでは従業者数4名以上の事業所を対象としている。
選択肢 ア
一般機械の構成割合は増加している。
選択肢 イ
食料品の構成割合は増加している。
選択肢 ウ
繊維の構成割合は減少している。
選択肢 エ
電気機械器具の構成割合は減少している。
選択肢 オ
輸送用機械の構成割合は減少している。
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成28年度(2016) 試験 問12]
解答
設問1
正解
エ
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設問2
正解
オ
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