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中小企業診断士のX氏は、食品製造業を営むY氏から経営相談を受けた。
以下は、X氏とY氏との会話である。
会話の中の下線部に関する例として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ

X氏:「本日は顔色がさえませんね。
今回は、どのようなご相談でしょうか?」

Y氏:「ここ数年、原材料が高騰しているのですが、親事業者に単価引き上げを求めても、まったく聞く耳をもってくれません。
それどころか、先週、親事業者の一方的な都合で、代金の値引きを要求されてしまいました・・・。どうしたらいいかと悩んでいます。」

X氏:「お悩み察します。まずは、全国48ヵ所に設置されている下請かけこみ寺に相談してみてはいかがでしょうか?下請かけこみ寺では、中小企業・小規模事業者の取引に関するさまざまな相談を受け付けています。」

Y氏:「ただ、相談費用の捻出も厳しい状況なのです。」

X氏:「アドバイス等は無料ですし、弁護士による無料相談も実施しています。問題が深刻化する前に相談されることをお薦めしますよ。」

選択肢 ア

原材料が高騰しているにもかかわらず、単価引き上げに応じてくれない。

選択肢 イ

仕事の受注の見返りに、取引先が取り扱う商品の購入を求められた。

選択肢 ウ

下請取引のあっせんを行ってほしい。

選択肢 エ

代金の値引き(減額)を要求された。

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成28年度(2016) 試験 問18]

解答

正解
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