平成26年度(2014) 試験 問4 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業は地域経済における雇用の創出主体として重要な役割を担っている。
総務省「平成21年経済センサス-基礎調査」によれば、全都道府県のうち①三大都市圏中心市の所在しない道県では、会社の常用雇用者数と個人事業所の従業者総数の約 [A] 割を小規模企業が、 [B] 割強を中規模企業が雇用している。
また、中小企業は女性の雇用でも重要な役割を担っている。
総務省「平成19年就業構造基本調査」に基づき、従業者規模別の雇用者に占める②女性雇用者の割合を見た場合、従業者規模の小さな企業ほど女性雇用者の割合が高い。
なお、ここで三大都市圏中心市が所在しない道県とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県以外の道県をいう。
企業区分は中小企業基本法の定義に準ずるものとし、中規模企業とは小規模企業以外の中小企業を指す。
(設問1)文中の下線部①について、総務省「平成21年経済センサス-基礎調査」に基づき、都道府県別に会社の常用雇用者数と個人事業所の従業者総数に占める中小企業の割合を見た場合、高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 愛知県
b 大阪府
c 東京都
a愛知県-b大阪府-c東京都
a愛知県-b東京都-c大阪府
a大阪府-b愛知県-c東京都
a大阪府-b東京都-c愛知県
a東京都-b愛知県-c大阪府
A:3
B:3
A:3
B:5
A:4
B:4
A:5
B:3
なお、ここで管理的職業従事者とは、事業経営方針の決定・経営方針に基づく執行計画の樹立・作業の監督・統制等、経営体の全般または課(課相当を含む)以上の内部組織の経営・管理に従事する者をいう(官公庁、その他法人・団体に勤めている者は含まない)。
従業者300人以上の企業と従業者1~4人の企業では、女性の割合はほぼ同じである。
従業者300人以上の企業と従業者20~49人の企業では、女性の割合はほぼ同じである。
従業者規模が大きな企業ほど、女性の割合が高い傾向にある。
従業者規模が小さな企業ほど、女性の割合が高い傾向にある。