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次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

起業は、産業構造に絶え間のない新陳代謝をもたらして経済成長をけん引するとともに、雇用を創出し、社会の多様性を生み出すという点でも大きな意義を有しているが、①国際的に見てもわが国の起業活動は低調であると言わざるを得ない。


他方で起業家の現状を見ると、男女別・年齢層別で②起業分野や③起業家数、企業規模等に違いがみられ、抱える課題も異なっている。
こうした中で起業の促進を図るためには、起業家の特性を十分踏まえて、そのニーズにあわせた適切な政策支援を行うことが喫緊の課題となっている。

(設問1)
文中の下線部①について、起業活動に関する国際比較を行っている Global Entrepreneurship Monitor(GEM)「2010 Global Report」に基づき、GEMが国際同一基準でのアンケート調査等により算出した各国の起業活動率(TotalEntrepreneurship Activity)を比較した場合、最も不適切なものはどれか。

選択肢 ア

韓国の起業活動率は、日本を上回っている。

選択肢 イ

ドイツの起業活動率は、日本を上回っている。

選択肢 ウ

ドイツの起業活動率は、米国を下回っている。

選択肢 エ

米国の起業活動率は、韓国を下回っている。

選択肢 オ

米国の起業活動率は、日本を上回っている。

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成25年度(2013) 試験 問8]

(設問 2)
文中の下線部②について、総務省「2007年就業構造基本調査」に基づき、「男性の起業家の起業分野(非一次産業)」と「女性の起業家の起業分野(非一次産業)」を比較した場合、最も適切なものはどれか。ここで起業家とは、過去1年間に職を変えたまたは新たに職に就いた者のうち、現在は自営業主(内職者を含まない)となっている者をいう。

選択肢 ア

飲食店・宿泊業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。

選択肢 イ

教育・学習支援業での起業の割合は、男性が女性よりも高い。

選択肢 ウ

小売業での起業の割合は、男性が女性よりも高い。

選択肢 エ

情報通信業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。

選択肢 オ

製造業での起業の割合は、女性が男性よりも高い。

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成25年度(2013) 試験 問8]

(設問 3)
文中の下線部③について、総務省「2007年就業構造基本調査」に基づき、年齢層別の起業家数、起業家の個人所得、経営する企業の従業者数を男女別に見た場合、最も適切なものはどれか。ここで起業家とは、過去1年間に職を変えたまたは新たに職に就いた者のうち、現在は自営業主(内職者を含まない)となっている者をいう。

選択肢 ア

起業家の所得平均で見ると、男性と女性に格差はない。

選択肢 イ

従業者数規模で見ると、男性の起業は女性の起業よりも比較的規模が大きい。

選択肢 ウ

年齢層別の起業家数を見ると、女性では20歳代と50歳代が多くなっている。

選択肢 エ

年齢層別の起業家数を見ると、男女とも60歳代が最も多い。

選択肢 オ

年齢層別の起業家数を見ると、男性では20歳代と50歳代が多くなっている。

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成25年度(2013) 試験 問8]

解答

設問1
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設問3
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