平成23年度(2011) 試験 問8 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
経済のグローバル化の進展を受けて、中小企業においても輸出額や直接投資による海外子会社を保有する企業の割合が増加する等、国際化は着実に進展している。
しかしながら、経済産業省「海外事業活動基本調査」や財務省「法人企業統計年報」を基に、2007年度の製造業における規模別の海外生産比率(注)を見ると、大企業では約 [A] %であるのに対し、中小企業では約 [B] %にとどまっている。
また、経済産業省「企業活動基本調査」を基に、2007年度の海外子会社を保有する企業の割合を見ると、大企業の28.2%に対して、中小企業では12.1%となっており、総じて見れば中小企業の国際化の程度は大企業に比べると依然として低い水準にある。
なお、ここで海外子会社を保有する企業とは、年度末時点に海外に子会社または関連会社を所有する企業をいう。
また、子会社とは当該会社が50%超の議決権を有する会社をいい、子会社または当該会社と子会社の合計で50%超の議決権を有する会社も含む。
関連会社とは、当該会社が20%以上50%以下の議決権を直接有している企業を示している。
現地法人(製造業)売上高
(注)海外生産比率=────────────────────────
現地法人(製造業)売上高 + 国内法人(製造業)売上高
(設問1)
文中の下線部について、「海外事業活動基本調査」に基づき、中小企業の有する海外現地法人数(2007年度)を地域別に見た場合に、次の国・地域を全体に占める構成比率が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、ここでASEANとは、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム、カンボジア、シンガポール、ラオス、ミャンマー、ブルネイの10カ国をいう。
a中国
bASEAN
c北米
選択肢 ア
a中国-bASEAN-c北米
選択肢 イ
a中国-c北米-bASEAN
選択肢 ウ
bASEAN-a中国-c北米
選択肢 エ
bASEAN-c北米-a中国
選択肢 オ
c北米-bASEAN-a中国
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成23年度(2011) 試験 問8]
(設問 2)
文中の空欄AとBに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。
選択肢 ア
A:7
B:1
選択肢 イ
A:14
B:3
選択肢 ウ
A:21
B:5
選択肢 エ
A:28
B:3
選択肢 オ
A:35
B:1
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成23年度(2011) 試験 問8]
解答
設問1
正解
ア
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設問2
正解
エ
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