平成16年度(2004) 試験 問40 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
以下の記述のうち、中小企業診断士が行う経営診断の手法として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
中小企業診断士のD氏は、製本工場の診断を実施した。発注量、発送量、荷造り量について、計画値と実績値をガント・チャートに示して改善策を検討した。
選択肢 イ
中小企業診断士のE氏は、食料品卸売業の在庫管理部門の診断を実施した。商品別に販売額と在庫額をパレート図に示し、それをもとにABC分析を実施して、在庫額の圧縮について検討した。
選択肢 ウ
中小企業診断士のF氏は、機械加工業の品質管理部門の診断を実施した。不良品対策を構築するために、社員によるブレーンストーミングを実施して不良品発生の経緯を検討し、デルファイ法により不良品対策を構築した。
選択肢 エ
中小企業診断士のG氏は、衣料品卸売業の診断を実施した。バランス・スコアカードの手法を活用し、受診企業の経営方針に基づいて、財務、顧客、社内業務、学習と成長の各視点から業績を評価し、今後の目標について具体的な数値を設定して検討した。
選択肢 オ
中小企業診断士のH氏は、医薬品小売業の販売部門の診断を実施した。商品別・従業員別の販売実績をZ図表で示し、今後の販売促進策や従業員の指導について検討した。
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成16年度(2004) 試験 問40]