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次の文章を読んで、以下の設問に答えよ。近年、開業率の低迷が大きな問題になっている。創業希望者の数は以前と比べて特に減少してはいないが、その中で①実際に創業する者の比率は低下傾向にある。もっとも、②開業率には業種別に見るとかなりのばらつきがある。新規開業企業の多くは、比較的初期に存続の危機に直面する。③新規開業企業がこのような危機を乗り越え、成長していくことを支援するのは、開業支援と同様に重要である。

(設問1)
文中の下線部①に関して、1997年の総務省「就業構造基本調査」に基づく、創業希望者と創業者(実際に創業した者)の属性の違いとして最も適切なものはどれか。なお、ここで創業者とは、過去1年間に自営業者(1次産業従事者、内職者を除く)になった者を指す。

選択肢 ア

創業者は創業希望者と比べて平均年齢が高く、大学・大学院卒の割合も高い傾向がある。

選択肢 イ

創業者は創業希望者と比べて平均年齢が低く、大学・大学院卒の割合も低い傾向がある。

選択肢 ウ

創業者は創業希望者と比べて平均年齢は高いが、大学・大学院卒の割合は低い傾向がある。

選択肢 エ

創業者は創業希望者と比べて平均年齢は低いが、大学・大学院卒の割合は高い傾向がある。

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成15年度(2003) 試験 問12]

(設問 2)
文中の下線部②に関して、業種別の開業率の違いを説明する要因として最も適切なものの組み合わせを、下記の解答群から選べ。

a 家計の可処分所得
b 広告宣伝の重要性
c 最小最適規模
d 失業率
e 実質金利
f 実質GDP成長率

選択肢 ア

aとb

選択肢 イ

bとc

選択肢 ウ

cとd

選択肢 エ

dとe

選択肢 オ

eとf

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成15年度(2003) 試験 問12]

(設問 3)
以下の記述は、文中の下線部③に関して、成長率の高い企業の条件を論じたも のである。最も適切なものの組み合わせを、下記の解答群から選べ。

 a 開業時の企業規模が大きいほど、成長率が高い。
 b 開業時の創業者年齢が高いほど、成長率が高い。
 c 研究開発集約型業種の企業は、他の業種の企業と比べて成長率が高い。
 d 現在の事業に関連した仕事の経験を経営者が長く積んでいるほど、成長率が高い。
 e 法人企業として開業するほうが、個人企業として開業するより成長率が高い。

選択肢 ア

aとbとd

選択肢 イ

aとbとe

選択肢 ウ

aとcとd

選択肢 エ

bとcとe

選択肢 オ

cとdとe

[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成15年度(2003) 試験 問12]

解答

設問1
正解
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設問2
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設問3
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