平成30年度(2018) 試験 問17 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業診断士のX氏は、衣料品小売業を営む小規模事業者のY氏から、「小規模事業者向けの融資制度を知りたい」との相談を受けた。Y氏は、Z商工会の経営指導員による経営指導を3 年間受けており、Z商工会地区で5 年間事業を行っている。そこで、X氏はY氏に「小規模事業者経営改善資金融資制度」を紹介することにした。
以下は、X氏とY氏との会話である。
X氏:「小規模事業者経営改善資金融資制度は、小規模事業者の経営改善のための有利な融資制度です。」
Y氏:「私は、融資対象になりますでしょうか。」
X氏:「対象となるには、商工会・商工会議所の経営指導員による経営指導を原則[A] 受けていること、所得税、法人税、事業税、都道府県民税などの税金を原則として完納していること、原則として同一の商工会等の地区内で[B] 事業を行っていることなどの要件がありますが、Yさんは該当しますね。」
Y氏:「具体的な支援内容について教えていただけますか。」
X氏:「この融資制度では、低利で融資を受けることができます。融資対象となる資金は、設備資金と運転資金で、貸付限度額は[C] です。担保・保証人は[D] 。」
Y氏:「ありがとうございます。さっそく、利用を検討してみます。」
(設問1)
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
A: 6 か月以上 B: 1 年以上
A: 6 か月以上 B: 2 年以上
A: 1 年以上 B: 1 年以上
A: 1 年以上 B: 2 年以上
C:1,000 万円 D:不要です
C:1,000 万円 D:必要になることもあります
C:2,000 万円 D:不要です
C:2,000 万円 D:必要になることもあります