平成30年度(2018) 試験 問20 | 中小企業診断士 中小企業経営・政策
X氏(60 歳)は、これまでの企業での勤務経験を生かして、ベンチャー企業の創業を予定している。起業に当たっては、従業員の雇用を検討中である。X氏から起業の相談を受けた中小企業診断士のY氏は「生涯現役起業支援助成金」を紹介することにした。
以下は、X氏とY氏との会話である。会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
X氏:「従業員の雇用に関する支援策について教えていただけますでしょうか。」
Y氏:「起業に伴い従業員を雇用する場合、経費を助成する制度があります。生涯現役起業支援助成金という制度です。」
X氏:「私は、支援対象になりますでしょうか。」
Y氏:「対象となる方は、[A] の事業主ですので、Xさんは該当します。
[B] を提出して認定を受けることが必要です。」
X氏:「この制度で、会社設立費用も、助成対象になりますでしょうか。」
Y氏:「会社設立費用は助成対象になりません。」
X氏:「助成内容について教えていただけますか。」
Y氏:「Xさんは60 歳以上ですので、助成率は3 分の2 になります。助成上限は原則として200 万円です。」
選択肢 ア
A:40 歳以上 B:雇用創出のための募集・採用や教育訓練に関する計画
選択肢 イ
A:40 歳以上 B:生産性向上に資する経営計画
選択肢 ウ
A:60 歳以上 B:雇用創出のための募集・採用や教育訓練に関する計画
選択肢 エ
A:60 歳以上 B:生産性向上に資する経営計画
[出典:中小企業診断士 中小企業経営・政策 平成30年度(2018) 試験 問20]