平成26年度(2014) 試験 問1 | 中小企業診断士 経営法務
X株式会社(以下「X社」という。)の発行済株式総数は、30万株であり、そのすべてをAが保有していた。
その後、Aは死亡し、B・C・D・Eの4名のみが相続人としてAの財産を相続した。
Bは、Aの配偶者である。C及びDは、AとBとの間で出生した子である。
Eは、AとAと婚姻関係を有したことがないFとの間で出生した子であり、AはEを認知している(下図参照)。
この場合、X社の株式の権利関係に関する記述として最も適切なものはどれか。
なお、遺言はなく、遺産分割協議も整っておらず、相続人はいずれも廃除されていないものとし、寄与分及び特別受益についても考慮しないものとする。
選択肢 ア
B、C、D及びEが30万株を共有し、Bの共有持分が2分の1、C、D及びEの3名の共有持分がそれぞれ6分の1となる。
選択肢 イ
B、C、D及びEが30万株を共有し、Bの共有持分が2分の1、C及びDの2名の共有持分がそれぞれ5分の1、Eの共有持分が10分の1となる。
選択肢 ウ
Bが15万株を、C、D及びEがそれぞれ5万株を保有する株主となる。
選択肢 エ
Bが15万株を、C及びDがそれぞれ6万株を、Eが3万株を保有する株主となる。
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成26年度(2014) 試験 問1]
解答
正解
ア
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