平成21年度(2009) 試験 問12 | 中小企業診断士 経営法務
D株式会社(以下「D社」という。)は、E株式会社(以下「E社」という。)から、E社がその著作権および著作者隣接権を保有する音楽コンテンツ(以下「本コンテンツ」という。)の管理・運用を依頼され、これをオンライン上で配信してユーザーに課金するサービスを提供することを約した。本コンテンツの管理・運用に関するD社の著作権法上の義務に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
本コンテンツについて、E社の請求があるときは、原則として、E社に対し配信した実績を証明する資料を開示する義務がある。
選択肢 イ
本コンテンツについて、原則として、その著作者である第三者やE社の指示にしたがい、著作者名を表示し、あるいは、表示しない義務がある。
選択肢 ウ
本コンテンツについて、自社の提供するサービスを通じて音楽コンテンツを取得したユーザーが、取得したデータを不正に利用しないように、データに技術的な保護手段を講じて管理する義務がある。
選択肢 エ
本コンテンツについて、ユーザーが不正使用したことが発覚した場合、E社の請求があるときは、原則として、配信したユーザーに関する情報をE社に開示する義務がある。
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成21年度(2009) 試験 問12]