平成19年度(2007) 試験 問17 | 中小企業診断士 経営法務
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
株式を上場するためには、上場を申請する証券市場を開設する証券取引所が定めた上場基準に適合しなくてはならない。一定の数値や一定の事実の有無によって判定できるいわゆる形式的な要件を充足した会社が、当該取引所による事業内容や経営体制、開示体制等に関する実質的な審査を受ける。前者の形式的な要件を形式基準、後者の実質的な審査の考え方を実質基準と呼ぶことがある。形式基準は、 [A] 、株式数、時価総額などの株式の流通や株価形成の確保のための項目や、利益の額、純資産の額などの財務数値的な項目のほか、審査資料として提出される財務諸表等に虚偽記載が行われていないこと、財務諸表等に添付される公認会計士等の監査意見が適正であることや株式の事務代行機関の設置などに適合する必要がある。それぞれの項目や具体的な数値は各市場によって異なっている。
(設問1)
文中の空欄Aに入る最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
安定株式数
選択肢 イ
株式数
選択肢 ウ
債権者数
選択肢 エ
取引先数
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成19年度(2007) 試験 問17]
(設問 2)
文中の下線部について、東京証券取引所マザーズ市場、大阪証券取引所ヘラクレス市場グロース基準、ジャスダック証券取引所ジャスダック市場の上場審査基準としての形式基準の説明として、最も不適切なものはどれか。アジャスダック市場では、原則として直前事業年度に当期純利益が計上されているか、経常利益が一定額以上であることが必要である。ただし、上場日における時価総額が一定額以上となる見込みのある場合にはこれらの利益金額は問わない。イヘラクレス市場グロース基準では、一定金額以上の純資産の額または上場時時価総額または利益の額のいずれかの項目に適合することが必要である。ウマザーズ市場では、利益の額の項目はないが、一定額以上の純資産の額の項目に適合する必要がある。エマザーズ市場、ヘラクレス市場グロース基準、ジャスダック市場のいずれにおいても株主数は上場時に最低の条件でも300人以上必要である。
選択肢 ア
ジャスダック市場では、原則として直前事業年度に当期純利益が計上されているか、経常利益が一定額以上であることが必要である。ただし、上場日における時価総額が一定額以上となる見込みのある場合にはこれらの利益金額は問わない。
選択肢 イ
ヘラクレス市場グロース基準では、一定金額以上の純資産の額または上場時時価総額または利益の額のいずれかの項目に適合することが必要である。
選択肢 ウ
マザーズ市場では、利益の額の項目はないが、一定額以上の純資産の額の項目に適合する必要がある。
選択肢 エ
マザーズ市場、ヘラクレス市場グロース基準、ジャスダック市場のいずれにおいても株主数は上場時に最低の条件でも300人以上必要である。
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成19年度(2007) 試験 問17]