平成15年度(2003) 試験 問7 | 中小企業診断士 経営法務
会社Xは、製品Aを製造販売している。会社Xは、製品Aに関して会社Yから「貴社の製造販売に係る製品Aは、弊社の保有する特許権Bに抵触するので直ちに製造販売を中止し、現在市場に出回っている製品Aを回収するように」との警告を受けている。このような警告を受けた後、会社Xが最初に取るべき行動に対するアドバイスとして、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
会社Xの製造販売する製品Aが、会社Yの保有する特許権Bに係る特許発明の技術的範囲に属するか否かの判定を特許庁に請求する。
選択肢 イ
会社Yに謝罪して、すぐに製造販売を中止し、市場に出回っている製品Aを回収する。
選択肢 ウ
会社Yの保有する特許権Bが、会社Yの保有する特許権として現在有効に存続しているかどうかを調査する。
選択肢 エ
直ちに会社Yの保有する特許権Bの特許無効の審判を特許庁に請求し、会社Yとのライセンス交渉に入る。
[出典:中小企業診断士 経営法務 平成15年度(2003) 試験 問7]