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次の文章を読んで、以下の設問に答えよ。

複雑な国際取引においては、主要な条件について合意ができるまで、何段階もの交渉の過程を経ることが多い。
また、条件について一応の合意が成立しても、契約書の案文の検討にさらに時間がかかることもある。
そこで、国際取引の契約締結に至る過程では、交渉の節目において、取引の主要な条件についておおむね合意に達した事項を簡潔に記載した書面を作成し、両当事者がこれに署名することがしばしば行われる。
この書面を [A] という。
[A] は法的拘束力を持つ場合と持たない場合とがあり、これをよく検討せずに署名してしまうと、後に契約の締結をとりやめたとき、相手方から債務不履行により訴えられることも起こりうるので、注意が必要である。

(設問1)
文中の空欄Aに最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

arbitration clause

選択肢 イ

Letter of Intent

選択肢 ウ

Minutues of Meeting

選択肢 エ

term sheet

[出典:中小企業診断士 経営法務 平成15年度(2003) 試験 問15]

(設問 2)
文中の下線部の説明として、最も不適切なものはどれか。

選択肢 ア

[A]が法的拘束力を有するか否かは、契約の成立を規律する準拠法により判断される。

選択肢 イ

□A□に、「□A□に記載された合意は、当事者双方が取引条件に関する正式な契約書に調印することを条件として、実現される」との記載があるときは、[A]は法的拘束力を有しない。

選択肢 ウ

[A]に記載された合意の内容が、具体的かつ一義的であれば、[A]が法的拘束力を有することになる可能性が高い。

選択肢 エ

[A]の法的拘束力は、その記載により判断され、法的拘束力を有するとの記載があれば、法的拘束力を有し、法的拘束力を有するとの記載がなければ、法的拘束力を有しない。

[出典:中小企業診断士 経営法務 平成15年度(2003) 試験 問15]

解答

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設問2
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