平成28年度(2016) 試験 問3 | 中小企業診断士 経営情報システム
業務等に利用する各種のアプリケーションプログラムの実行が円滑に行われるように、コンピュータには様々な仕組みが組み込まれている。
しかし、コンピュータの種類によってそれらの仕組みの装備状況が異なり、機能にも能力差があるので仕組みの内容を理解することも必要である。
コンピュータの仕組みに関する以下の①~④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
①主記憶装置の記憶領域において、実行中のプログラムが使用しなくなった領域のうち断片化したものを整理し、連続して利用可能な記憶領域を確保すること。
②コンピュータが仮想記憶の仕組みを備えている場合、主記憶装置と補助記憶装置の間でデータの入れ替えを行うこと。
③演算装置の処理能力に比べて大幅に処理が遅い装置に対するデータの入出力処理において、データを一時的に補助記憶装置等に保存して処理することで、コンピュータの処理効率を向上させること。
④半導体の記憶装置を実装したハードディスクで、使用頻度が高いデータを半導体記憶装置に記憶させ、低速の磁気ディスクからの読み出し回数を減少させて処理の高速化を図ること。
選択肢 ア
①:ガーベージコレクション
②:スワッピング
③:ファイルダンプ
④:キャッシング
選択肢 イ
①:ガーベージコレクション
②:ホットスワップ
③:スプーリング
④:ページング
選択肢 ウ
①:コンパクション
②:スワッピング
③:スプーリング
④:キャッシング
選択肢 エ
①:コンパクション
②:ホットスワップ
③:ファイルダンプ
④:ページング
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成28年度(2016) 試験 問3]