平成24年度(2012) 試験 問1 | 中小企業診断士 経営情報システム
コンピュータには様々な記憶装置が使用されている。そのうち、半導体を利用した記憶装置は処理速度や信頼性に影響を与えるなど、重要な役割を担っている。用途に適した半導体の記憶装置が装備されたコンピュータを選択できるように、その特性を把握しておくことが必要である。半導体を利用した記憶装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
RISC型プロセッサの主記憶装置はSRAMを使用し、CISC型プロセッサではDDR-SDRAMを使用しているので、RAMを増設する場合はメモリの種類を確認する必要がある。
選択肢 イ
主記憶装置として利用するRAMにはメモリインタリーブに対応したものと対応していないものがあるので、RAMを増設する場合はこの点を確認する必要がある。
選択肢 ウ
信頼性が高いコンピュータが必要な場合は、ECCによる誤り訂正機能がついたRAMが装備されたコンピュータを使用することが望ましい。
選択肢 エ
マスクROMは電源を切っても記憶内容が保持され、また、内容の消去や書き込みが可能なので、バージョンアップが必要なBIOSの記憶に向いている。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成24年度(2012) 試験 問1]