平成24年度(2012) 試験 問3 | 中小企業診断士 経営情報システム
コンピュータは多様な業務に利用される。コンピュータの処理能力は様々な要因に左右され、処理能力に影響を与える特性や、それを評価する指標が複数存在する。適用業務の処理に十分な能力のコンピュータを選択するためには、これらの内容を適切に理解することが必要である。以下の記述の中で最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
コンピュータのCPUと主記憶装置間の転送速度を表す内部クロック周波数は、値が大きいほど転送速度は速くなる。
選択肢 イ
整数演算の回数を表すFLOPSは、科学技術計算では処理速度の参考にはできない。
選択肢 ウ
ひとつの命令を実行するためにクロック周期が何サイクルなのかを表すCPIは、値が小さいほど演算処理速度は速い。
選択肢 エ
プログラム中の命令のステップ数を1万ステップ単位で表したMIPSは、値が小さいほどコンパクトなプログラムであり、処理速度も速い。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成24年度(2012) 試験 問3]