平成24年度(2012) 試験 問7 | 中小企業診断士 経営情報システム
スマートフォンなどの多様な携帯端末機器の発達は、顧客にとっても、サービスを提供する事業者にとっても、多様な情報を迅速かつ場所を選ばず検索、照会、処理、発信できるというメリットを享受可能にしている。
ある中小製造企業は、製品を自社ウェブサイトで広告し、自社製造工程での受注製品の製造プロセスおよび発送プロセスの進捗状況を、顧客に知らせることができるシステムを構築したいと望んでいる。
また進捗状況が許す範囲内で、製品仕様の変更や送り先の変更などができるシステムとしたいと望んでいる。このシステム構築に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
顧客が送り先の変更を携帯端末で行えるようにするには、送り先の変更処理をバッチ処理方式にする必要がある。
選択肢 イ
顧客の携帯端末からの照会要求に対して、即座に製造プロセスの進捗状況を知らせるには、照会要求処理をリアルタイムで処理方式にする必要がある。
選択肢 ウ
顧客の携帯端末で自社サーバに接続できるようにするには、VPNと呼ばれるネットワークの接続形態が必要である。
選択肢 エ
スマートフォンから自社ウェブサイトを閲覧可能にするためには、この中小製造企業はそのための専用アプリケーションを開発し、顧客はそれをダウンロードしてインストールする必要がある。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成24年度(2012) 試験 問7]