平成22年度(2010) 試験 問14 | 中小企業診断士 経営情報システム
システム開発の基本フェーズは、フェーズ1:要件定義、フェーズ2:外部設計、フェーズ3:内部設計、フェーズ4:プログラム開発、フェーズ5:各種テスト、フェーズ6:稼働である。これら各フェーズを後戻りすることなく順に行っていく方法論を、ウォータフォール型システム開発方法論と呼ぶ。しかし、この方法論には種々の課題があるとされ、その課題の解消を目的に多様な方法論が開発されている。そのような方法論に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
RADは、ウォータフォール型システム開発方法論よりも迅速に開発することを目的としたもので、システムエンジニアだけで構成される大人数の開発チームで一気に開発する方法論である。
選択肢 イ
システム開発を迅速かつ確実に進める方法論としてXPがあるが、それは仕様書をほとんど作成せず、ストーリーカードと受け入れテストを中心に開発を進める方法論である。
選択肢 ウ
スパイラル開発は、1つのフェーズが終わったら、もう一度、そのフェーズを繰り返すペアプログラミングと呼ばれる手法を用いて確実にシステムを開発していく方法論である。
選択肢 エ
プロトタイピングは、フェーズ5の各種テストを簡略に行う方法論である。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成22年度(2010) 試験 問14]