平成21年度(2009) 試験 問13 | 中小企業診断士 経営情報システム
三次元CADによる製品設計、そのデータを利用したデジタルマニュファクチャリングが大企業において実用段階に入っていることから、中小企業もそれらに対応していくことが求められるようになってきた。機械系産業におけるCADのデータの取り扱いに関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
CADのデータ標準は確立しているので、どのようなCADシステムを使っても他のCADシステムとのデータ交換は問題なくできる。
選択肢 イ
IGES(InitialGraphicsExchangeSpecification)とは、異なるCADシステム間でのデータ伝達の標準を確立すべく、1980年に日本の大企業が中心となり策定したCADシステム間の標準インターフェイス仕様である。
選択肢 ウ
送り手と受け手が同一のCADシステムを使ってデータ交換を行う方法を、ANSIデータの交換という。
選択肢 エ
製品データの交換に利用できるSTEP(STandardfortheExchangeofProductmodeldata)は、「情報表現」と「情報交換」に関する規定で、形状データのみならず構成管理データや運用管理データも交換するためのものである。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成21年度(2009) 試験 問13]