平成20年度(2008) 試験 問15 | 中小企業診断士 経営情報システム
ある企業B社では、役員の確定申告に際して電子申告を奨励することになった。電子申告を始めるためには、最初に開始手続を行うが、その手続きの1つとして認証機関から電子証明書を発行してもらう必要がある。この電子証明書についての説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
公開鍵で暗号化された文書を復号する際には、通常は私有鍵が使われるが、電子証明書がついている公開鍵であれば、その公開鍵で復号することができるという利点を持っている。
選択肢 イ
公的個人認証用の電子証明書を発行するのは信頼のある公的機関であることが必要であり、具体的にはGPKI(政府認証基盤)がその役割を担っている。
選択肢 ウ
電子証明書は、データの作成や送付をしたのが本人であることを証明するために、送付するたびに認証局より自動的に発行される。
選択肢 エ
電子署名などに使う公開鍵が本人のものであることを証明するのが、電子証明書の役割である。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成20年度(2008) 試験 問15]