平成20年度(2008) 試験 問16 | 中小企業診断士 経営情報システム
情報システムは、日常的経営活動だけでなく、競争戦略的にも役割期待が高まっている。しかしその一方で、情報システムへの不正アクセスや情報漏洩(ろうえい)などにより、ともすると企業の存続さえ脅かす問題を発生させる危険性もはらんでいる。そのため、ITガバナンスの重要性が叫ばれ、ITに対する強力な内部統制プログラム構築への意識が高まっている。このようなプログラムの特徴として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
効率性(efficiency)は失われるが、有効性(effectiveness)の高いオペレーションが実現できる。
選択肢 イ
知的資産が流出するのを防ぎ、企業における競争力を一層維持することが可能になる。
選択肢 ウ
適時に質の高い情報を用いることが可能になるため、一層合理的かつ有効な(effective)意思決定を実現できる。
選択肢 エ
プライバシー保護などの他の問題についての法令遵守にも役立つ。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成20年度(2008) 試験 問16]