平成15年度(2003) 試験 問7 | 中小企業診断士 経営情報システム
ある事業所で所有しているパソコンが、一般に多用されているGUI方式のOSの最新版や統合事務アプリケーション・ソフトウェアを使用するには能力不足となった。このパソコンを再活用するためLinuxを導入し、簡単な事務処理を行ったり、Webサーバとして使用することとした。以下の設問に答えよ。
(設問1)
Linux導入時の注意として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
カーネル部分のみが提供されるので、必要な機能はすべて自社であらかじめ作成する。
選択肢 イ
接続する周辺機器によっては適当なドライバがないこともある。
選択肢 ウ
ソースコードが非公開なので、原因不明のエラー発生時の対策を講じておく。
選択肢 エ
バージョンアップを行うために、ライセンス登録料を支払う必要がある。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問7]
(設問 2)
前述のパソコンにインストールした表計算ソフトウェアを使用して処理した結 果は、CSV形式ファイルで保存することとした。その理由として最も適切なも のはどれか。
選択肢 ア
保存データを異機種間で共用できる。
選択肢 イ
保存データを効率よく圧縮保存できる。
選択肢 ウ
保存データを第三者から秘匿できる。
選択肢 エ
保存データを表計算のみに関連づけられる。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問7]
(設問 3)
自社固有の業務処理用プログラムはオブジェクト指向の高級言語により作るこ ととした。オブジェクト指向プログラミングとはどのようなものか。次の中から 最も適切なものを選べ。
選択肢 ア
実行可能ファイルの集合をその種類別にオブジェクトとしてソフトウェアを構築する。
選択肢 イ
大容量アプリケーションを複数個に分割しオブジェクトとしてソフトウェアを構築する。
選択肢 ウ
多量の数値・文字処理モジュールの集合をオブジェクトとしてソフトウェアを構築する。
選択肢 エ
データ集合とそれを操作するメソッドをひとつのオブジェクトとしてソフトウェアを構築する。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問7]
(設問 4)
Webページを記述するにあたり、HTMLにCSSを利用することとした。その理由として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
携帯電話からもアクセスすることができる。
選択肢 イ
三次元画像を簡単に記述することができる。
選択肢 ウ
タグの定義をページとは独立に行うことができる。
選択肢 エ
複数ページにわたり統一的表現ができる。
[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問7]