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インターネットでの通信販売を行っている会社がある。Webサイトで顧客から受注し、クレジットカードで決済するので、情報セキュリティが重要である。以下の設問に答えよ。(設問1)情報セキュリティを構成する主要な要素として、最も不適切なものはどれか

選択肢 ア

一貫性とは、情報の正確性および完全性を保障するものであり、デジタル署名はそのための有効な手段の一つである。 

選択肢 イ

可用性とは、情報システムを必要なときに利用できることであり、システムの二重化やデータのバックアップなどにより実現できる。 

選択肢 ウ

機密性とは、許可された者だけに情報を知らせることであり、アクセス制御や暗号化によって確保できる。 

選択肢 エ

効率性とは、情報セキュリティのコストパフォーマンスのことであり、コストを下げることで向上できる。

[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問15]

(設問 2)
情報セキュリティ対策が適切であることを取引先や顧客に対して保証するための監査を導入するように社長が指示した。このような場合のアドバイスとして、最も適切なものはどれか。ア過去において、当該企業の監査対象である情報システムの企画・開発・運用・保守に関する業務経験を持つ外部の情報セキュリティ監査人に監査を委ねるべきである。イ監査対象である情報資産のセキュリティについて広範囲の専門的知識を持っている情報システム部門内に監査チームを設けるべきである。ウ監査チームは情報セキュリティポリシー文書を含む管理基準を作成し、これによって監査をするが、事前に監査情報が漏れるといけないので、情報セキュリティポリシー文書は秘密文書とすべきである。エ基本的に任意監査であり、法的に規定されていないが、原則として高い専門性や倫理性を有している外部の情報セキュリティ監査人に監査を委ねるべきである。エ(設問3)顧客とのデータ交換や顧客データの管理を安全に行うために、暗号化について検討している。利用する暗号についてのアドバイスとして、最も適切なものはどれか。アSSLは、公開かぎ暗号、共通かぎ暗号、ハッシュ関数のすべてを使っており、安全性が高いので利用すべきである。イWebサーバでSSLを使えば、データは暗号化されているので、ファイルサーバは、ファイアウォールで保護する必要はない。ウアルゴリズムが公開されている暗号方式は、解読される危険があるので、できれば使わない方がよい。エ公開かぎ暗号ではブロック暗号が使われ、共通かぎ暗号ではストリーム暗号が使われるので、状況に応じて使い分けるのがよい。

選択肢 ア

過去において、当該企業の監査対象である情報システムの企画・開発・運用・保守に関する業務経験を持つ外部の情報セキュリティ監査人に監査を委ねるべきである。 

選択肢 イ

監査対象である情報資産のセキュリティについて広範囲の専門的知識を持っている情報システム部門内に監査チームを設けるべきである。 

選択肢 ウ

監査チームは情報セキュリティポリシー文書を含む管理基準を作成し、これによって監査をするが、事前に監査情報が漏れるといけないので、情報セキュリティポリシー文書は秘密文書とすべきである。 

選択肢 エ

基本的に任意監査であり、法的に規定されていないが、原則として高い専門性や倫理性を有している外部の情報セキュリティ監査人に監査を委ねるべきである。

[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問15]

(設問 3)
顧客とのデータ交換や顧客データの管理を安全に行うために、暗号化について検討している。利用する暗号についてのアドバイスとして、最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

SSLは、公開かぎ暗号、共通かぎ暗号、ハッシュ関数のすべてを使っており、安全性が高いので利用すべきである。

選択肢 イ

WebサーバでSSLを使えば、データは暗号化されているので、ファイルサーバは、ファイアウォールで保護する必要はない。

選択肢 ウ

アルゴリズムが公開されている暗号方式は、解読される危険があるので、できれば使わない方がよい。

選択肢 エ

公開かぎ暗号ではブロック暗号が使われ、共通かぎ暗号ではストリーム暗号が使われるので、状況に応じて使い分けるのがよい。

[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問15]

(設問 4)
情報セキュリティ技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

RADIUSサーバによってユーザ認証を行うことができる。

選択肢 イ

ファイアウォールDMZ(DemilitarizedZone)に設置するのが望ましい。

選択肢 ウ

プロキシサーバのキャッシュ機能によって、パケットを暗号化することができる。

選択肢 エ

ワンタイムパスワード方式では、端末側に同期のためのハードウェアが必要である。

[出典:中小企業診断士 経営情報システム 平成15年度(2003) 試験 問15]

解答

設問1
正解
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設問2
正解
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設問3
正解
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設問4
正解
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