平成26年度(2014) 試験 問32 | 中小企業診断士 企業経営理論
ブランドに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
競争関係にある企業の技術水準が高い位置で平準化している状況では、同じ価格帯の商品であれば機能的・品質的な違いを認めることが難しくなる。このような状態をパリティ(parity)と呼ぶ。それはコモディティ化の原因のひとつでもある。
選択肢 イ
ブランド・エクイティとは、ブランド名やシンボルなどと結び付いて形成・蓄積された無形の正味資産を指す。
選択肢 ウ
ブランド・エクステンション(ブランド拡張)とは、ある製品カテゴリーにおいて確立されたブランド名を同種の製品カテゴリー内の新しい製品に活用することである。
選択肢 エ
ブランドの機能に従った分類を行うと、企業ブランドと製品ブランド(個別ブランド)に分けることができる。これらのブランドには、品質保証の役割(エンドユーザーとしての役割)や購買駆動機能(ドライバーとしての役割)がある。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成26年度(2014) 試験 問32]