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下図は、横軸に時間、縦軸に重要な革新の頻度をとり、製品革新と工程革新の観点から見た生産ユニット(productiveunit)の進化過程と生産性のジレンマを描いたものである。
ドミナントデザインの確立までを流動化段階、その後製品革新の頻度が減少しつつ工程革新が進む段階を成長段階、もはや製品革新は末端技術に限られ工程革新も成熟してきた段階を特定化段階と区別した場合、それぞれの段階に敵した組織に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。


選択肢 ア

成長段階後期になると製品アーキテクチャは安定し、市場規模は縮小し始め るので、業界として部品ごとに水平分業関係を築き、部品間のインターフェー スについて規格を統一していくことが重要な成功要因になる。

選択肢 イ

製品革新の頻度が少なくなってくると、しだいに工程革新へと関心がシフ

選択肢 ウ

していき、生産性が次第に低下し、価格競争は少なくなるため、企業間で水平 的な分業関係が構築しやすくなる。

選択肢 エ

特定化段階には企業間の分業が進み、製品・工程とも革新の頻度は低くなっ てしまうが、これを再び流動化段階に脱成熟させるには、一定以上の垂直統合 が必要となる。

選択肢 オ

ドミナントデザインが確立される前の流動化段階では、市場規模も大きくな く、製品アーキテクチャの各要素の不確定性が高いため、1企業で新製品開発 のリスクを負うのではなく、部品ごとに水平分業をして業界全体で新製品の開 発を行うべきである。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成25年度(2013) 試験 問18]

解答

正解
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