平成24年度(2012) 試験 問30 | 中小企業診断士 企業経営理論
次の文章は、ブランドの機能について記述したものである。
空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ブランドは製品やその販売者を識別する印として [A] の基礎となると同時に、製品に関する責任の所在を明確にすることで品質や機能を保証する役割を果たす。
これがブランドの基本機能であるが、優れたブランドが有する機能はこれだけにとどまらない。
たとえば、これまでに食品や飲料のブラインド・テストでたびたび示されてきたように、ブランドが消費者の [B] を変化させることがある。
また、「○○ならば耐久性は心配ないだろう」というように、購買行動における消費者の情報処理をブランドが単純化することもある。こうしたブランドの諸機能によって、競合他社に対して個別市場を形成することで [C] が可能になる。
また、消費者の [D] を形成することで、流通組織化の基礎をつくることができる。
選択肢 ア
A:差別化
B:態度
C:プレミアム価格
D:ブランド・アイデンティティ
選択肢 イ
A:差別化
B:知覚
C:プレミアム価格
D:ブランド・ロイヤルティ
選択肢 ウ
A:市場細分化
B:態度
C:価格競争
D:ブランド・アイデンティティ
選択肢 エ
A:市場細分化
B:知覚
C:価格競争
D:ブランド・ロイヤルティ
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成24年度(2012) 試験 問30]