平成23年度(2011) 試験 問12 | 中小企業診断士 企業経営理論
企業組織は、一般に分業と協業のシステムとして階層性という特徴を持っている。この組織編成に関する記述として最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
イノベーションを目的とした組織においては指揮命令系統の一元性が確保されていなければならないので、階層組織よりはグループ型のフラットな組織が望ましい。
選択肢 イ
管理者の職務に関する事業の範囲やタイムスパンの責任に応じて、組織は階層を設計する必要がある。
選択肢 ウ
組織における職務の公式化を進めることによって、管理者の統制範囲(spanofcontrol)は狭くなるので、階層数は増える傾向にある。
選択肢 エ
組織の階層を構成する中間管理職の職務について、責任と権限が公式に一致しなければならない。
選択肢 オ
不確実性が高い環境下では、分権化を進めるために、階層のないフラットな構造にすることが望ましい。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成23年度(2011) 試験 問12]