平成23年度(2011) 試験 問27 | 中小企業診断士 企業経営理論
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
多くの製品がコモディティ化している今日の成熟市場では、消費者にとって価値ある①ブランドを創造・提供することが重要である。
顧客ベースのブランド・エクイティという概念によれば、ブランドの強さは消費者の [A] によって決まる。
[A] は、 [B] と [C] という2つの次元から構成される。
強いブランドを構築するためには、②ブランド要素の選択、支援的マーケティング・プログラムの開発、二次的な連想の活用によって、深く広い [B] と、強く、好ましく、ユニークな [C] を獲得する必要がある。(設問1)
文中の空欄A~Cにあてはまる語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
A:ブランド・アイデンティティ
B:ブランド知識
C:ブランド・イメージ
選択肢 イ
A:ブランド・イメージ
B:ブランド知識
C:ブランド・ロイヤルティ
選択肢 ウ
A:ブランド・ロイヤルティ
B:ブランド認知
C:ブランド知識
選択肢 エ
A:ブランド知識
B:ブランド認知
C:ブランド・イメージ
選択肢 オ
A:ブランド認知
B:ブランド・アイデンティティ
C:ブランド・ロイヤルティ
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成23年度(2011) 試験 問27]
(設問 2)
文中の下線部①に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
成功している既存ブランドを利用することで、迅速かつ低コストで新製品を導入することができる。
選択肢 イ
製品ミックスの整合性が低下するほど、企業ブランドによって製品の意味を明確化する必要がある。
選択肢 ウ
プライベート・ブランドは、ナショナル・ブランドと比べて、売上高に占める販売管理費が低いため、相対的に高い粗利益率を確保できる。
選択肢 エ
ブランドによって、製品に対する消費者の知覚が変化することがある。
選択肢 オ
ブランドの最も基本的な機能は、ある企業の製品を他の企業の製品から区別する識別機能である。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成23年度(2011) 試験 問27]
(設問 3)
文中の下線部②に関する以下の文章の空欄A~Cにあてはまる語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ブランドは様々な要素から構成され、それらによって消費者はブランドを知覚する。[A] は視覚と聴覚に訴求することができるとともに、言語的な意味性も備えることができる。
[B] は聴覚のみへの訴求だが、言語的な意味性は高い。
[C] は、視覚だけでなく触覚にも訴求できる点に特徴がある。
選択肢 ア
A:キャラクター
B:パッケージ
C:スローガン
選択肢 イ
A:ジングル
B:キャラクター
C:ロゴ
選択肢 ウ
A:パッケージ
B:スローガン
C:ジングル
選択肢 エ
A:ブランド・ネーム
B:ジングル
C:スローガン
選択肢 オ
A:ブランド・ネーム
B:スローガン
C:パッケージ
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成23年度(2011) 試験 問27]