平成22年度(2010) 試験 問4 | 中小企業診断士 企業経営理論
企業は技術の発展にともなって、しばしば研究開発組織をダイナミックに組み替えたり、研究開発の仕組みに工夫をしている。そのような状況に関する記述のうち、製品開発戦略の展開に結びつく研究開発組織のあり方として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
技術ごとの機能分化が進み過ぎたので、市場が求める製品のニーズに沿って技術部門を再編するとともに、営業部門との協議を開くことにしている。
選択肢 イ
技術的に複雑な製品が増えてきたので、プロダクトチームのほかに技術分野ごとの機能別チームを再び編成し、開発段階に沿って機能別チームがプロダクトチームと連携することにしている。
選択肢 ウ
製品開発のプロジェクトリーダーには、専門的な技術知識とともにチームをまとめるマネジメント能力や人間性を重視して任命している。
選択肢 エ
製品ごとに開発担当者をおき、その下に開発チームを編成し、開発が終わった段階で担当者及びチーム参加者は解散することにしている。
選択肢 オ
中央研究所を見直して担当を開発研究に絞り込み、外部と取引や技術交流のある生産技術部門や営業部門に基礎研究を移管している。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成22年度(2010) 試験 問4]