平成22年度(2010) 試験 問10 | 中小企業診断士 企業経営理論
マイケル・ポーターは、競争戦略を策定する際に考慮すべき産業の利益率や競争に影響を与える要因として、下図の5つを指摘している。この図に関する説明として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ。
選択肢 ア
買い手への対応は、消費者のクレームや消費者行動の変化に対処しつつ、高 いマージンに結びつく市場との良好な関係を構築することが重要である。
選択肢 イ
供給業者については、資金や原材料の供給先や労働市場との交渉力の保持が 重要であるので、そのためには特定の資源の供給者に強く依存することなく、 常に代替的な資源の開発に取り組むなど外部への依存性が強くならないように しておくことが重要である。
選択肢 ウ
競争業者との戦いは、マージンの高いドメインに自社を位置づけて、そこで の防衛的な地位を保つために、徹底した差別化戦略を展開することが第一に重 要である。
選択肢 エ
新規参入については、その可能性や参入を受けた場合の競争の変化を分析し て、自社の市場への参入障壁をどのように築くことができるか、日ごろから注 意しておかなければならない。
選択肢 オ
代替品は、大きな技術の変化や消費者のニーズの変化によってこれまでにな い新商品として登場し、既存の商品に取って代わる脅威になることがあるの で、技術や市場のマクロなトレンドを見失わないように注意しなければならな い。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成22年度(2010) 試験 問10]
解答
正解
ウ
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