平成22年度(2010) 試験 問17 | 中小企業診断士 企業経営理論
ある程度歴史を持った企業同士が、買収や合併をうまく遂行して高い成果に結びついていくためには、事前にそれぞれの企業の組織文化、観察可能な人工物や標榜されている価値観レベルだけでなく、とくに暗黙に共有された仮定レベルの文化を明らかにしておく必要がある。このような組織文化を明らかにする方法として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
社員によるグループを構成し、そのメンバーたちに率直に組織文化について語りあってもらう。
選択肢 イ
組織メンバー全員を対象に、どのような価値観を標榜しているかについて、質問紙調査法による調査を行う。
選択肢 ウ
その企業で重要な役割を果たしている個人に、どのような組織文化を持っていると思うかインタビューする。
選択肢 エ
その企業の具体的な問題解決の場面に、外部のファシリテータを介入させ、メンバーが暗黙のうちに前提としている考え方を自ら気づくようにする。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成22年度(2010) 試験 問17]