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次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

市場細分化を行う際、より多くの細分化変数を用いれば、より詳細な水準での市場細分(市場セグメント)の明確化を行うことができる。
ただし、①すべての市場細分が、マーケティング活動による働きかけの対象として有効であるとは限らない
また、標的として設定する市場細分の選定にあたっても、②企業の目的・戦略・資源との適合を図る必要がある。


(設問1)
文中の下線部①に関連する以下の文章の空欄AおよびBにあてはまる語句の組み合わせのうち、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

市場細分の評価は、「測定可能性」、「 [A] 可能性」、「差別化可能性」、とくに物流と [B] 流の上での「到達(接近)可能性」、さらにはマーケティング・プログラムの「実行可能性」を主な基準として行われる。

選択肢 ア

A:独占的競争
B:商

選択肢 イ

A:費用低減
B:資金

選択肢 ウ

A:費用低減
B:情報

選択肢 エ

A:利益確保
B:資金

選択肢 オ

A:利益確保
B:情報

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成21年度(2009) 試験 問23]

(設問 2)
文中の下線部②に関連する以下の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢 ア

カメラ・メーカーのX社は、インスタント・カメラで特定市場細分における専門化の利益を享受していたが、デジタル技術の登場によって存続の危機に陥った。これは集中型マーケティングに固執し、環境適応を怠ったからである。

選択肢 イ

書籍流通業者のY社は各地の大学図書館の多様なニーズを充足するため、大学図書館の書籍購入システムを効率化するだけでなく、図書館業務の専門家を派遣し、利用者へのレファレンス業務のサービス向上に貢献している。このような特定市場の複数ニーズに総合的に対応するアプローチを市場専門化という。

選択肢 ウ

製パン・メーカーのZ社は、同一の製品を、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、総合スーパーに加え、学校や病院、企業の食堂や大手レストラン・チェーンに販売している。こうしたアプローチを選択的専門化という。

選択肢 エ

相互に異質な性格をもつ複数の市場細分の間に、活用できる類似性が存在することがある。たとえば、四輪駆動車は登山やスキーの愛好家たちからも、都会でのドライブを楽しむ人たちからも選好される。このような市場細分群のことをスーパーセグメントという。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成21年度(2009) 試験 問23]

解答

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