平成20年度(2008) 試験 問14 | 中小企業診断士 企業経営理論
ある工場で次のような問題が発生した。「ある日の10時ごろに、従業員Kが機械で左手の指を2本けがした。Kは直ちに医務室に行って手当てを受け、10時30分には、指に包帯を巻いて持ち場に戻り仕事を再開した。しかし、この間にKのけがに関するうわさが工場全体に広がっていた。そのうわさによれば、Kの所属部署から遠く離れた部署に行けば行くほど、Kのけがは大げさになっており、最もひどいところでは、Kは左手を失って入院したという話になっていた。従業員のモラールは著しく低下し始めた。」このような状況において、工場管理者が取るべき対応として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
うわさが自然におさまるまで、あえて何もしない。
選択肢 イ
うわさには触れず、直ちに工場内放送を通じて、事実関係について発表する。
選択肢 ウ
このうわさがなぜ発生したのかを調査し、後日、社内報で従業員に結果を報告する。
選択肢 エ
直ちに従業員を調査し、うわさを広げた張本人を探し出すとともに、厳しい処分をくだす。
選択肢 オ
直ちに役員会を開催して対策を検討し、記者会見を開いて、うわさが事実と異なるということを主張する。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成20年度(2008) 試験 問14]
解答
正解
イ
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