平成18年度(2006) 試験 問9 | 中小企業診断士 企業経営理論
企業組織における中間管理者は、職務を遂行するため公式に与えられた権限(authority)だけでなく権力(power)を行使することが必要な場合がある。権限や権力に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
あらかじめ決められた規則やルーティンが多いほど、中間管理者の権力は大きくなる傾向にある。
選択肢 イ
その部門の職務が企業全体の重要な課題に対して関係が深いほど、中間管理者の権限は強くなるが、権力は少なくなる。
選択肢 ウ
中間管理者が管理する部門の職務の多様性が高いほど権力を行使する機会は多くなるが、職務の柔軟性が高くなると権力は失われる傾向にある。
選択肢 エ
他の部門や、より上位の管理者に対する影響力が大きいほど、自部門内での権力も強くなる。
選択肢 オ
問題解決活動への従業員参加の程度が高いほど、中間管理者の権力は大きくなるが、それを行使する機会は減少する。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成18年度(2006) 試験 問9]