平成18年度(2006) 試験 問26 | 中小企業診断士 企業経営理論
ある美術館では、常設展にはさほど来場者が多くないが、特別展の企画によっては多数の来場者を集めている。特別展の来場者が多いことは収入の面で貢献しているが、入場までに時間が長くかかることや、館内の混雑への苦情が寄せられている。これらを少しでも解消しないと、美術展そのものがだんだん受け入れられなくなってしまうと館長は危機感をいだいている。これに対処するために、いくつかのことを実施しようとしている。これに関して、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
常設展に一定回数以上来場した人に向けて、一般来場者用の展覧時間とは別に特別展の展覧時間を設定する。
選択肢 イ
展示品の模型を販売するミュージアムショップや、レストランを充実させる。
選択肢 ウ
特別展の会期中の休館日を廃止したり、展覧時間を夜間まで延長する。
選択肢 エ
特別展の入場者数を制限する予約制度を取り入れる。
選択肢 オ
特別展の割引券を配布する場合、その会期中ならいつでも利用できるようにする。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成18年度(2006) 試験 問26]