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組織の部門構造を設計する際、情報処理パラダイムによれば、部門間調整に必要な情報処理量を減らすか、組織全体の情報処理能力を高める方法を組み合わせることが適切だとされている。これについて下記の設問に答えよ。

(設問1)
部門間調整に必要とされる情報処理量に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

あらかじめ、規則や手続きを定めておくと、組織が官僚制化してしまうために、調整に必要な情報処理量が増大してしまう。

選択肢 イ

あらかじめ、部門計画を綿密に策定しておくことによって、部門間調整に必要な情報処理量を減らすことができる。

選択肢 ウ

技術革新が頻繁に起こる産業に属する企業では、小規模な部門単位で素早い意思決定をする必要があるため、部門間調整に必要な情報処理量は少なくなる。

選択肢 エ

マトリックス組織のように横断的関係を導入することで、部門間調整に必要とされる情報処理量は減少する。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成16年度(2004) 試験 問17]

(設問 2)
組織全体の情報処理能力を高める方法として、最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

それぞれの部門を自律的・自己完結的に編成すると、分権化が進むとともに、組織全体の情報処理能力も高まる。

選択肢 イ

バッファー在庫をおくと、各部門に時間的な余裕が発生するため、組織全体の情報処理能力を高める。

選択肢 ウ

複数の部門を貫通する情報システムの導入によって、組織全体の情報処理能力を高めることができる。

選択肢 エ

マトリックス組織のようにツーボス・システムを導入すると、従業員に対する情報処理負荷を削減できるとともに、組織全体の情報処理能力を高めることができる。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成16年度(2004) 試験 問17]

解答

設問1
正解
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設問2
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