平成16年度(2004) 試験 問26 | 中小企業診断士 企業経営理論
組織における職務設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
与えられた職務を達成するのに、複数の多様な技能を必要とするように職務を設計すると、従業員に大きなストレスを生み出すため、効率性が低下してしまう傾向が高い。
選択肢 イ
職務の目標設定や遂行の手段・手続きを決める自由裁量を与えることで、コミットメントを高めることができるので、動機づけの効果も高い。
選択肢 ウ
職務を容易に反復できる課業に分解し、単純化を進めることによって、従業員のモチベーションを高めることができ、ミスの発生率を最小限にすることができる。
選択肢 エ
ハーズバーグは、「衛生要因」と「動機づけ要因」を区別し、職務設計には、まず、より重要な「動機づけ要因」を十分確保し、そのうえで「衛生要因」を与えるようにすべきだと主張した。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成16年度(2004) 試験 問26]