平成16年度(2004) 試験 問32 | 中小企業診断士 企業経営理論
我が国は、世界に類のない速さで高齢化が進展している一方、少子化で労働力人口は今後減少すると予測されている。
したがって、高齢者層を労働の供給源とする必要があり、社会活力の強化を図る観点から、定年延長、再雇用などにより65歳まで継続して雇用機会の確保等が図られることが望まれている。
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢 ア
65歳未満の定年の定めをしている事業主は、その定年年齢の引き上げ、継続雇用制度の導入、または改善など65歳までの安定した雇用の確保を図るために必要な措置を講ずるように努めなければならない。
選択肢 イ
「高年齢者」とは65歳以上の者をいう。
選択肢 ウ
「中高年齢者」とは45歳以上の者をいう。
選択肢 エ
事業主は、高年齢者雇用確保措置を推進するため、作業施設の改善その他の諸条件の整備を図るための業務を担当する者を選任するように努めなければならない。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成16年度(2004) 試験 問32]