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満足化による意思決定の特徴は、最も高い効用をもたらす代替的行動を選択する最適化意思決定と異なり、希求水準(aspiration level)を超える効用をもたらすと期待される代替的選択肢の選択に関わっている。
いま職務満足と生産性の関係を考えるために、図のような動機づけられた適応行動の一般モデルを想定する。
このとき、以下の設問に答えよ。

(設問1)
それぞれの変数間の関係に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢 ア

希求水準が高くなると、満足度は低くなる。

選択肢 イ

代替的行動案の探索が活発になると、報酬の期待値は低下する。

選択肢 ウ

報酬の期待値が高くなると、希求水準も高くなる。

選択肢 エ

報酬の期待値が高くなると、満足度も高くなる。

選択肢 オ

満足度が低下すると、代替的行動案の探索が活発に行われる。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成15年度(2003) 試験 問22]

(設問 2)
このモデルから導かれる職務満足とモチベーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢 ア

一定期間以上満足が得られない状況が続くと、従業員は希求水準自体を低くすることによって適応しようとする。

選択肢 イ

給与水準を高くすると希求水準も上がるので、短期的には満足度の上昇にはつながらない。

選択肢 ウ

職務に満足している従業員は、組織目的にかなった行動へと動機づけられ、生産性が高い。

選択肢 エ

不景気になると、従業員は生産性を上げるより、離職する傾向が高くなる。

選択肢 オ

満足度が低くなると、従業員は探索を活発化させるから、生産性の上昇に結びつく。

[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成15年度(2003) 試験 問22]

解答

設問1
正解
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設問2
正解
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