平成30年度(2018) 試験 問16 | 中小企業診断士 企業経営理論
状況ごとに異なるリーダーシップを捉える条件適合理論の1 つに、パス・ゴール理論がある。パス・ゴール理論が注目する状況要因には、タスク特性や公式の権限体系などリーダーが直接コントロールできない環境と、部下の経験や能力などの個人的特徴がある。パス・ゴール理論が明らかにしたリーダーシップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢 ア
構造化されたタスクに携わる従業員に対しては、指示型リーダーシップによる職務遂行が有効である。
選択肢 イ
構造化されたルーチンワークに携わる部下に対しては、支援型リーダーシップが高業績と高い満足度をもたらす。
選択肢 ウ
行動の決定権が自分にはないと感じている従業員に対しては、参加型リーダーシップによって動機づけを行うことが有効である。
選択肢 エ
職場内に深刻な価値コンフリクトが生じている場合には、参加型リーダーシップが従業員の高い満足度をもたらす。
[出典:中小企業診断士 企業経営理論 平成30年度(2018) 試験 問16]