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いま、AさんとBさんだけが存在し、それぞれコメと豚肉のみが生産可能な世界を考える。
下表は、AさんとBさんが、ある定められた時間Tのすべてを一方の生産に振り向けた場合に生産可能な量を示している。
また、下表にもとづく2人の生産可能性フロンティアは、下図にある右下がりの直線のように描けるものとし、AさんとBさんは、自らの便益を高めるために生産可能性フロンティア上にある生産量の組み合わせを選択する。
このような状況を説明する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


時間Tで生産できる量
コメ豚肉
Aさん16040
Bさん12020

選択肢 ア

Aさんは、いずれの財を生産においても、Bさんに対して比較優位を有する ために、Bさんとの生産物の交換から便益を得ることができない。

選択肢 イ

Aさんは、いずれの財を生産するにせよBさんよりも生産性が高く、絶対 優位を有するために、Bさんとの生産物の交換から便益を得ることができな い。

選択肢 ウ

比較優位性を考慮すると、Aさんはコメの生産に、Bさんは豚肉の生産にそ れぞれ特化し、相互に生産財を交換し合うことで、双方が同時に便益を高める ことができる。

選択肢 エ

豚肉の生産について、AさんはBさんに対して比較優位を有する。

[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成28年度(2016) 試験 問19]

解答

正解
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