平成24年度(2012) 試験 問3 | 中小企業診断士 経済学・経済政策
下図は、4つの国について、物価上昇率と失業率の関係を見るために作成されたものである。なお、統計は、2000年~2010年暦年と2011年Q1~Q3の3四半期データにもとづき、中国のみは2010年までのデータである。 これらの図の説明として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
選択肢 ア
アメリカのデータには、失業率と物価上昇率との間に負の相関が緩やかに見 てとれるので、オークンの法則が部分的には満たされている。
選択肢 イ
英国のデータは、短期的なフィリップス曲線の有する典型的な特性とは異な る姿を示している。
選択肢 ウ
中国のデータは、ペティー=クラークの法則が示した物価上昇率の停滞を表 す状況を示している。
選択肢 エ
ブラジルのデータによれば、物価上昇率と失業率の値がともに10%を超え ていたが、こうした状況はリフレーションといわれる。
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成24年度(2012) 試験 問3]