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下図は、2つの財(X財とY財)のみを消費する消費者の効用最大化行動を描いたものである。
当初の予算制約線はABで与えられ、効用を最大にする消費量の組み合わせは、無差別曲線U1との接点すなわち座標(G, E)として与えられている。
このとき、X財の価格が下落し予算制約線がACへと変化すると、効用を最大にする消費量の組み合わせは無差別曲線U2との接点すなわち座標(I, D)へと変化する。
なお、補助線(破線)は、予算制約線ACと同じ傾きを持ち、無差別曲線U1と接するものとする。

この図の説明として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


選択肢 ア

X財に生じた所得効果は線分HIの長さで測られ、Y財に生じた所得効果は 線分EFの長さで測られる。

選択肢 イ

X財の価格の低下は、X財の消費量の減少を引き起こしている。

選択肢 ウ

X財はギッフェン財である。

選択肢 エ

Y財に生じた所得効果の絶対値は、Y財に生じた代替効果の絶対値よりも 大きい。

選択肢 オ

座標(H, F)の効用水準は、座標(G, E)の効用水準よりも低い。

[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成24年度(2012) 試験 問17]

解答

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