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下表は、「囚人のジレンマ」として知られる非協力ゲームの利得表である。いま、2人の個人(個人Aと個人B)が1度限りの取引を行い、2つの選択肢(自らの選好を「正直に表明」するか、「過小に表明」する)のいずれかを選択することができる。なお、以下の表中にあるカッコ内の値は、それぞれ左側が個人Aの利得、右側が個人Bの利得を示している。この表から得られる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

個人B
正直に表明過小に表明
個人A正直に表明(2, 2)(0, 4)
過小に表明(4, 0)(1, 1)

選択肢 ア

個人Aが非協力的に利得の最大化をめざすならば「過小に表明」を選択する。

選択肢 イ

個人Aにとって「正直に表明」を選択するのが支配戦略である。

選択肢 ウ

個人Aは、個人Bの選択に応じて最適な行動を変化させる。

選択肢 エ

個人Bが「正直に表明」を選択してくれることが確実であれば、個人Aも「正直に表明」を選択することが合理的である。

[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成24年度(2012) 試験 問23]

解答

正解
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