平成23年度(2011) 試験 問23 | 中小企業診断士 経済学・経済政策
いま、家電量販店であるX社と
Y社:が存在し、両社は同質財を同一価格で店頭販売している。ここで、同質財を他社が自社よりも安く販売したときに自社は他社の価格で販売するという「最低価格保証」をX社が宣言したとする。このときの状況として最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a Y社が価格を引き下げた場合、X社も同じだけ価格を引き下げることになり、Y社はX社の顧客を奪うことができない。
b Y社は何らの対抗措置を採らなくてもX社の顧客を奪うことができる。
c Y社も「最低価格保証」を宣言した場合、両社間の価格引き下げ競争が激化する。
d Y社も「最低価格保証」を宣言した場合、両社ともに価格を引き下げる誘因が弱くなるる。
選択肢 ア
aとc
選択肢 イ
aとd
選択肢 ウ
bとc
選択肢 エ
bとd
[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成23年度(2011) 試験 問23]