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いま、ある個人は、図中にある線分AJが示す予算制約の中で学習用の教材を購入するか、他の財を購入することができる。
政府は、この個人による学習用の教材の購入に対して以下の2つの方法で支援を行うものとする。
なお、ADI線上の点EとABC線上の点Fは、同一の無差別曲線上にある。
(1) ABC線が示すように、B点の水準までの教材の消費量に対して、その費用の一定割合を政府が負担する補助金の制度。
(2) ADI線が示すように、D点の水準までの教材の消費量に対して、その費用の全額を政府が負担する補助金の制度。
図の説明として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ。


選択肢 ア

個人の教材への支出が過小になりがちであると政府が評価しているならば、 政府は(1)の制度を採用すべきである。

選択肢 イ

個人の効用を下げることなく、政策費用を削減したいならば、政府は(2)の制 度を採用すべきである。

選択肢 ウ

点Dから点Hまでの長さは、(2)の制度を選択した場合に、政府が支払うべ き補助金額を示している。

選択肢 エ

点Fから点Hまでの長さは、(1)の制度と(2)の制度を比較したとき、個人の 効用を下げることなく、政府が削減できる費用の大きさを示している。

[出典:中小企業診断士 経済学・経済政策 平成23年度(2011) 試験 問18]

解答

正解
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